尻掛(しっかけ)海岸

尻掛(しっかけ)海岸とは?
尻掛海岸とは、真鶴半島南側、福浦港寄りの場所に位置する海岸で、古くは1600年代後半の田廣与次兵衛という人物によるボラ網漁が栄えた場所であると言われています。一説によると、これが関東における網漁の始まりとも言われ、現代では代表的な漁法である網漁の発祥の地として、歴史上とても意義のある場所でした。
現在では、貸しボートおがたをはじめ、いくつかの貸しボート店が営業をしており、さながら貸しボートの発着場といった雰囲気になっています。
この尻掛海岸のすぐ先は相模灘の急激なかけあがり(浅場から深場へと傾斜しているところで、魚が集まりやすく四季を通じて釣りやすい好ポイント)になっており、岸からわずか50mほどの地点で水深が100m近くになっている場所もあります。これは釣りにとっては非常に優れたポイントで、真鶴半島ボート釣りのメッカとして広くその名を知られています。
ボート釣りがメインのスポットですが、釣り以外の利用者が少ないので、磯遊びや素潜り、磯釣りなどのスポットとしても利用価値はあるのではないでしょうか。海上のボートから見ても、ポイントポイントで人の姿が見受けられます。
尻掛(しっかけ)海岸へのアクセス方法
バスをご利用の方は、JR真鶴駅よりケープ真鶴行きに乗り、「尻掛入口」バス停下車、ホテル一望閣脇の道を半島南側、初島の方へ下っていきます。しばらく坂を下ると左手に海が見え始め、立派な高級リゾートマンションが視界に入ります。その先に尻掛海岸へ下る階段が現れますので、そこを下って行くと到着です。
車の場合は、国道135号線を真鶴駅前から県道739号(真鶴半島公園線)に入り、最初の信号の二股を右手に上っていき、1kmほど進んだ一望閣の脇を右手に曲がって坂を下ります。坂を下りきったところが尻掛海岸入口になり、右手に駐車場があり利用可能です。先着順で1日1,000円になりますので、代金はナンバーを書いた封筒に入れ、代金箱にお支払い下さい。
尻掛(しっかけ)海岸 詳細情報
- 利用時間:見学自由
- 利用料金:無し
- トイレ:無し
- 駐車場:有料駐車場有(1,000円/日)
- お問い合わせ先:真鶴町観光協会 ( TEL.0465-68-1001)
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