ケープ真鶴

ケープ真鶴とは?
ケープ真鶴とは、真鶴町の町営観光施設で、名勝三ツ石を臨む真鶴半島の先端、真鶴岬に位置しています。かつては小田急グループの真鶴ケープパレスという施設でしたが、2004年5月に小田急グループが撤退し、それ以降真鶴町営の施設「ケープ真鶴」として再出発しました。(同様にして、小田急グループ経営の「真鶴サボテンランド」が撤退して現在の「お林展望公園」となりました)
町営へと経営が移ったために、会議室や研修室も用意され、「海の学校」など、公共教育としての利用も促進されています。
真鶴で一番有名と言っても過言ではないであろう「名勝三ツ石」への経路にあり、高台にあるために見晴らしも良く、真鶴町唯一ともいうべき総合的な土産物コーナーも併設しており、観光施設として十分な機能を果たしています。
施設1階には、食堂「貴船」、喫茶「リップル」、売店があり真鶴干物組合の販売コーナーをはじめ真鶴に関連する色々な土産物を取り扱っています。特にきれいな貝をアクセサリーにアレンジしたコーナー一角は、女性のみならず男性でもついつい見入ってしまう美しさがあります。2階テラスでは、名勝三ツ石をはじめとして、初島、相模湾を一望しながらの鉄板焼きが楽しめる食堂もあります。
施設の外に目を移すと、きれいに芝生の整備された松の庭園が広がっており、 夫婦で訪れた与謝野晶子の歌碑や幕末嘉永三年に築かれたと言われる砲台跡などの史跡もあります。
また、2010年4月には、ケープ真鶴施設内に「真鶴町立遠藤貝類博物館」が開館しました。国内有数の貝類コレクションを誇り、保有4,500種50,000点のうち、約1,800種5,000点が常設展示されています。(真鶴町岩にあった遠藤貝類博物館がケープ真鶴へと移設になりました)
すぐ先にあるのが名勝三ツ石ですので、ケープ真鶴への観光は名勝三ツ石とセットで回るのが定番です。町営のためかどうか分かりませんが、夏季を除き営業時間が16:00までとなっていますので、要注意です。(夏季は17:00まで)筆者も友人知人を連れて到着したところ、16時を回っていて中に入れなかった事がありました。
また潮騒(しおさい)遊歩道という魅力的な散策コースもありますので、真鶴半島の観光では外すことのできない定番観光スポットだと言えるでしょう。
ケープ真鶴へのアクセス方法
バスでお越しの方は、JR真鶴駅から箱根登山バス「三ツ石・ケープ真鶴行き」にて終点「三ツ石・ケープ真鶴」下車。約20分の行程です。車の場合は真鶴半島をぐるっと一周する県道739号(真鶴半島公園線)を利用して、真鶴半島の先端部になります。 駐車場は約200台収容のスペースがあります。通常駐車料金は無料なのですが、夏季期間の繁忙期は一部有料となりますのでご注意下さい。
ケープ真鶴 詳細情報
- 利用時間:09:00-16:00(夏季は17:00まで)
- 利用料金:無料
- トイレ:あり
- 駐車場:200台収容の無料駐車場有(夏季繁忙期は一部有料)
- お問い合わせ先:ケープ真鶴 (TEL.0465-68-1112)
真鶴町立遠藤貝類博物館 ( TEL.0465 68 2111)
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