名勝「三ツ石」

名勝「三ツ石」とは?
名勝三ツ石とは、真鶴半島の先端にある海上の大岩で、正式には笠島という名の島になっています。三ツ石へは、干潮時には陸続きになりますので、真鶴半島の海岸側から渡ることが可能です。
年間を通じて、その非常に美しい姿を見せる名勝三ツ石ですが、初日の出を拝む絶景地点としても知られています。大晦日も深まってくると、唯一のアクセス手段である半島を周遊する県道739号(真鶴半島公園線)には渋滞による長蛇の車列ができます。そして、海岸線には望遠レンズをつけた多くのカメラマンが横一線に並びますので、その様子は壮観です。
真鶴半島から見て左の大岩には、頂上付近に小さな社があり、左右の大岩はしめ縄で結ばれています。このしめ縄は、昭和52年に真鶴町や観光協会が協力して取り付けたそうで、直径13cm、総延長は37m、金属で製作されており、その重量は1tにも及ぶそうです。
ケープ真鶴から下る階段の途中に絶景の撮影スポットがあるのですが、そのままさらに下ると海岸線まで降りることができます。正面は三ツ石で、右手には潮騒(しおさい)遊歩道が続きます。
この三ツ石は、真鶴半島からの眺めだけではなく、真鶴半島遊覧船を利用すると、海から三ツ石裏側の眺めも可能です。ケープ真鶴周辺から眺めると、2つの岩しか見えない、ちょうど「二ツ石」のですが、裏から見るときれいな三つの岩になり、まさに「三ツ石」となります。
観光的には真鶴と言えば三ツ石は欠かせない代表的な観光スポットです。特に土産物コーナーも充実して食事処も備えたケープ真鶴、自然の海岸線を満喫できる潮騒(しおさい)遊歩道、そして最近オープンしたばかりの真鶴町立遠藤貝類博物館もあり、非常に魅力溢れる観光エリアになっています。
名勝三ツ石へのアクセス方法
バスでお越しの方は、JR真鶴駅から箱根登山バス「三ツ石・ケープ真鶴行き」にて終点「三ツ石・ケープ真鶴」下車。約20分の行程です。車の場合は真鶴半島をぐるっと一周する県道739号(真鶴半島公園線)を利用して、真鶴半島の先端部になります。 駐車場は約200台収容のスペースがあります。通常駐車料金は無料なのですが、夏季期間の繁忙期は一部有料となりますのでご注意下さい。
名勝三ツ石 詳細情報
- 利用時間:見学自由
- 利用料金:無料
- トイレ:あり
- 駐車場:200台収容の無料駐車場有(夏季繁忙期は一部有料)
- お問い合わせ先:真鶴町観光協会 ( TEL.0465-68-1001)
※掲載の情報は、記載時点での情報に基づいております。上記詳細情報は最新の情報ではございませんので、予めご了承下さい。もし変更事項等お気づきになりましたら、お問い合わせフォームよりご一報頂ければ幸いです。適時情報更新させていただきます。