真鶴町立遠藤貝類博物館

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真鶴町立遠藤貝類博物館

真鶴町立遠藤貝類博物館とは?

真鶴町立遠藤貝類博物館の内部真鶴町立遠藤貝類博物館とは、以前真鶴町岩にあった遠藤貝類博物館を、ケープ真鶴の2階に移設し、2010年の4月1日にオープンした町立の博物館です。貝類に特化したという、ちょっと異色の博物館で、普段あまりお目にかかれない世界中のさまざまな貝を見ることができます。

真鶴町では、2008年に91歳で亡くなった遠藤晴雄氏の妻より、2009年に収蔵標本約4500種、5万点の寄贈を受け、総工費約7100万円のほとんどを日本宝くじ協会の助成金で賄ったと言われています。

真鶴町立遠藤貝類博物館の内部早速オープンしたての博物館に足を運んでみましたが、貝類専門の博物館というものは初めてで、とても新鮮で展示物も大変興味深いものでした。貝塚という言葉からも分かるとおり、私たち人類ははるか遠い昔から貝類とは関わりを持って歩んできた訳ですが、「では、貝について何か知っているか?」と問われると、筆者のような人間では、アワビやサザエ、牡蠣にホタテにアサリやハマグリ…、などのように、食べられる美味しい貝の名前しか浮かんできません。

そんな、ごくごく一般的な素人の人でも楽しめるように、貝の展示に合わせて分かりやすい解説も随所に設置され、飽きることなく楽しむことができます。

真鶴町立遠藤貝類博物館の内部館内は4つの展示室にに分類されており、それぞれ「真鶴・相模湾の貝」「日本の貝・オキナエビスガイ」「世界の貝」「企画展コーナー・真鶴の海の生き物」となっていますが、その中でも特に展示物の目玉として展示されているのが、「オキナエビスガイ」です。この貝は、かつて化石としてしか存在しない絶滅した貝と思われていたのですが、生きた個体が1856年にカリブ海で発見され、世界的な大ニュースとなりました。まさに貝の生きた化石として、貝のシーラカンスのようなものでしょう。

現在でもこの「オキナエビスガイ」は、一つ数十万から数百万円で取引されている非常に高価な貝ですが、この「オキナエビスガイ」が27種類も展示されているのは、貝に詳しい方であれば羨望の眼差しを禁じえないのでしょうね。

真鶴町立遠藤貝類博物館の内部一見控えめな印象を受ける貝類博物館ですが、有料とはいえ拝観料も安く、身近な存在でありながら知識の乏しかった「貝類」という対象に興味を抱かせるとても意義ある博物館であると思います。「こんな貝があるのか!?」と思わせるような展示も数多くあり、小さなお子様から年配の方まで、広く楽しめる博物館です。また一つ、真鶴の魅力が増えことは、とても喜ばしいことです。

真鶴町立遠藤貝類博物館へのアクセス方法

バスでお越しの方は、JR真鶴駅から箱根登山バス「三ツ石・ケープ真鶴行き」にて終点「三ツ石・ケープ真鶴」下車。約20分の行程です。車の場合は真鶴半島をぐるっと一周する県道739号(真鶴半島公園線)を利用して、真鶴半島の先端部になります。 駐車場は約200台収容のスペースがあります。通常駐車料金は無料なのですが、夏季期間の繁忙期は一部有料となりますのでご注意下さい。

真鶴町立遠藤貝類博物館 詳細情報

「ペンションはな」のオススメ度:★★★
  • 利用時間:09:30-16:30(最終入場は16:00まで)
  • 利用料金:大人(18歳以上)300円、子供150円
  • トイレ:あり
  • 駐車場:200台収容の無料駐車場有(夏季繁忙期は一部有料)
  • お問い合わせ先:ケープ真鶴 (TEL.0465-68-1112)
    真鶴町立遠藤貝類博物館 ( TEL.0465 68 2111)

※掲載の情報は、記載時点での情報に基づいております。上記詳細情報は最新の情報ではございませんので、予めご了承下さい。もし変更事項等お気づきになりましたら、お問い合わせフォームよりご一報頂ければ幸いです。適時情報更新させていただきます。

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最終更新日: Fri, 2010-04-30 0:24 am ページのTOPに戻る Home | リンク | 全国宿仲間リンク | サイトマップ | プロフィール